葬儀費用の話
お葬式って、いくらくらいかかるものか?一般の人にはなかなか見当がつかないですよね。
実際、人生の中で、お葬式を執り行う立場になることって、数少ないです。
結局、相場・料金を知らずにその葬儀社に決めてしまったことになり、
料金が高くなってしまったことも少なくありません。
【第5回お葬式に関する全国調査】(2022年)コロナ禍の葬儀に大きな変化「家族葬」が55.7%で最多、次いで「一般葬」25.9%、「直葬・火葬式」11.4%で 近親者のみで行う家族葬が主流に
(https://www.e-sogi.com/guide/46028/)
によると、
2022年の全国平均の葬儀費用は67.5万円、飲食費20.1万円、返礼品22.8万円
合計110.7万円
寺院への費用は別にかかります。
テレビCMなどで、「家族葬○○万円」とうたっていますが、その金額では葬儀はできません。
テレビ画面の金額表示の下のほうに小さい文字で
「規定プランに含まれない物品、サービスを希望する場合は別途」~
火葬料金、お布施、料理、返礼品、火葬場での控室や棺の変更など・・と表示されています。
(今度、よく見てください)
例えば、
・火葬料金~下記記事によると、地域や自治体によって違う、東京は比較的高い。
また公営の火葬場は住民か否かで料金が違う場合もある。
<公営>瑞江の場合、都民59600 都民以外71520
<公営>大田区の場合、港、品川、目黒、太田、世田谷区民44000、都民以外88000
<民営>東京博善、87200
<民営
東京23区の火葬料がズバ抜けて高い地域事情 横浜の7倍超の施設も 行き過ぎた値上げ「監視」する動き:東京新聞デジタル
(https://www.tokyo-np.co.jp/article_photo/list?article_id=324681&pid=1427924)
・料理、返礼品、火葬場での控室~参列者の数に応じて変化します。
さらには、最近、問題になっているのが、葬儀社の広告表示に関するトラブルがあります。
広告では葬儀一括〇〇万円と提示しているが、
あれこれオプションの追加料金が数十万円にもなっていることがあります。
例として、安置の日数、寝台車の移動距離、ドライアイスの量などがあります。
このようなことがあるので、見積もりの時点で、含まれるもの、含まれないものを明確にしておくことが大切です。
多くの葬儀社では「葬儀の生前見積もり」を出してくれるそうです。
お葬式をどこでやりたいか?自宅、セレモニーホール、斎場
何人くらいにきてもらいたいか?~10人、~50人、~100人
この2つの目安があれば見積もりしやすい。
ただ『葬儀一式○○万円』と提示するところはダメです。必ず追加料金が発生します。
葬儀について考えておくことはいろいろあると思いますが、
あれこれ希望を出していくとキリがありません。
エンディングノートなどに「自分の葬儀は総額〇〇万円で」と記入しておく事だけでも
遺された家族は楽になると言われています。
【漫画】祖父が亡くなり3時間で決めた葬儀場→家族葬なのに総額200万円「高すぎだよ!」 金額が膨れ上がったリアルな理由は…「事前準備が大切です」|まいどなニュース
(https://maidonanews.jp/article/15570395)
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