なぜ終活、終活・・と話題になってきたか
なぜ終活、終活・・と話題になってきたかというと、理由は2つ。
一つ目は、「高齢者が増えている」からです。
もう一つの理由は、「家族のあり方が変化してきている」からです。
世帯推移のグラフを見てみましょう。
『日本の世帯数の将来推計(全国推計)』|国立社会保障・人口問題研究所 (ipss.go.jp)より
昔はアニメのちびまる子ちゃん一家のような三世代同居の大家族が多かったです。
でも就職で都会に出て、ピンク●線の単身世帯が増加し、
結婚して、緑◆線の核家族ができあがり、増加し続けています。
さらには赤い▲線の一人親家庭、水色■紫の線の夫婦のみの家庭、最近ではLGBTQいう人も増加しています。
このように家族のあり方が変化してきています。
昔は大家族で暮らしていて、親戚も兄弟も近所にいて、
何かあった時に誰かが面倒をみてくれました。
しかし、今は、
個人個人で生きていける時代なのかもしれませんが、
人同士が疎遠になりつつあるようです。
そのことによって、昔は必要がなかった準備が必要となってきました。
2025年には団塊の世代の人たちが75歳以上の後期高齢者になります。
その人たちが都会に出てきたときと同様に、子どもたちは家を離れます。
残った高齢者は、人に迷惑はかけられない、自分のことは自分で、という意識に変化しています。
「高齢者が増えている」「家族のあり方が変化している」ことによって、終活の必要性が高まってきています。
【関連情報】
・“ひとりで死を迎える準備”今が豊かになる人生のしまい方 - 首都圏情報 ネタドリ! - NHK
・高齢者終身サポートを通して考える 老後おひとりさまの終活はどうする? - NHK クローズアップ現代 全記録
終活セミナー日程
終活ガイドCH【終活協議会】YouTube
Tweet