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10月2~3日は「デジタルの日」

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スマートフォンやパソコンの画面の奥には無数の落とし穴があるので注意しましょう。



この機会に『デジタル遺品』のことも考えてみましょう。


自分が死んだら、パソコンやスマートフォンのデータはどうなるのでしょうか?


残された家族にもめごとが起きないようにデジタル分野にも気を配り、


日頃から対策を考えておくことが必要となります。



デジタル遺品って、どのようなものでしょうか?


デジタル遺品と普通の遺品の比較です。


デジタル遺品


資産、交友関係、思い出関係・・・普通の遺品は紙、書類です。


一方、デジタル遺品はスマートフォン、タブレット、パソコンなどを介して利用して、見ることができるものです。



これらデジタル遺品は、実体が見えにくく、遺族による把握や管理が難しいのが現実です。


デジタル遺品




デジタル終活のポイント

①最低限スマホやパソコンを開くための「ログイン情報」を伝える準備だけはしておく


遺された家族がスマートフォンやパソコンを開くことができるよう、


ログインのIDやパスワードを紙に書いて残しておきましょう。


②スマホの中身を「見える化」してみる


ご自身のスマートフォンを開いてみてください。


どんなサービスを利用していますか?


IDとパスワードがあるものはすべて書き出しておいてください。


③「見える化」ができたら、次は「断捨離」です。


「見える化」すると、よく使うもの、時々使うもの・・・全然使っていないものが見えてくると思います。


使っていないものは断捨離です。


ここで画面から削除ではなく、『退会してから削除』が重要。


スマートフォンの画面から消しただけでは退会にはなりませんので注意してください。


④アカウントやデジタル資産の重要度に応じた安全対策をする。


見える化したときのパスワード、同じものを何回も使っていませんか?


同じパスワードを複数のサービスで使うことで悪用されやすくなってしまいます。


そしてできるだけ複雑なパスワードを設定してください。


複雑にしたら覚えきれないという人もいるでしょう、、、


覚えなくていいです!


記録して、保管しておいてください。


⑤アカウントやデジタル資産は安全な場所に確実な方法で保管する


最適な方法として、便利なツール「パスワード管理ツール」を使用して一括管理しましょう。


こうしておけば継承も安全確実です。


ただ


「パスワード管理ツール」も選択肢の一つですが、これもデジタル遺品の一つです。


スマートフォン、パソコンが開けないと宝の持ち腐れになってしまいます。


⑥大切な方へデジタル資産を継承するため、記録を残し、受け渡す準備をする


ポイントの①~⑤でまとめたことをどのような形で残し、どのように渡すのか考えましょう。


整理して、安全な保管方法と保管場所を確保したら、いよいよデジタル遺品を継承するための手段を整えます。


(1)スマホやパソコンのID、パスワードなど重要なデジタル機器のアクセス方法


(2)各種アカウントの内容と保管場所


(3)デジタル遺品となるデジタル写真データの保管場所


(4)ご自身がどうしてほしいのかの遺志


などを整理して、エンディングノートにまとめ、安全な方法で保存しましょう。



まとめ


今や、デジタル資産は私たちの生きた証となっています。


失われることがないように少しずつでもデジタル終活を進めることが必要となります。


特にスマホやパソコンを開く「ログイン情報」だけでも、


万が一のことがあっても家族に伝えることができるように準備しておきましょう!


 




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